高血圧症を治療する理由

病院に行くと「血圧が高いですね。治療しましょう。」と言われることがあります。

 

「血圧が高くてもどこも悪くないのに、なぜ薬を飲まなければならないの?」と疑問に思われるかもしれません。

 

高血圧を治療する最大の理由は、血圧が高い状態を長期に渡り放置していると、血管(動脈)に高い圧力がかかり、血管の壁が傷んで詰まってしまったり、破れやすくなったりするからです。金属疲労とも似ています。コンピューターや電気製品でも同様です。無理な負担を強いると製品の寿命が短くなるのです。動脈に強い負荷がかかり続けた結果生じるのが「動脈硬化」です。動脈にかかる負担を軽くして、動脈硬化の進行を抑え、動脈の寿命が短くならないようにいたわる必要があります。

 

高血圧は、サイレントキラーと呼ばれ、症状に現れないうちに全身の血管を蝕んで、ある日突然症状を出すのです。

 

血管が痛むとどういう病気になるのでしょうか。

 

その中には、心疾患や腎機能低下なども挙げられますが、最も頻度が高く重要なのが脳卒中です。脳卒中には脳梗塞や脳出血などがあり、どちらにおいても高血圧は重要な危険因子ですが、とりわけ脳出血においては、高血圧が圧倒的に重要な原因です。

 

高血圧が気になったら、当院へご相談ください。

2019年02月27日