診療内容

症状から探す

頭痛(片頭痛・肩こり頭痛)

まさに「頭が痛い」から、「頭が重たい」、「頭がすっきりしない」まで、様々な頭痛があります。症状の出方も、「最近急に~」から、「数年前からときどき」までありますし、「我慢できない」、「吐くほど」の頭痛から、「何となく痛い」、「頭痛薬を飲むほどではない」まであります。
頭痛は、脳とその周辺構造の異常から生じます。周辺の神経や血管、筋肉の働きに障害が出て起こるタイプの頭痛(機能性頭痛)と、脳やその周辺に新しくできた病変が刺激となって起こるタイプの頭痛(器質性頭痛)に分かれます。
機能性頭痛には、片頭痛や肩こりによる頭痛が含まれます。放置しても怖くはないのですが、日常生活に大きな支障をきたします。漫然と鎮痛薬を飲むと更に悪化する可能性もある一方、正しい診断に基づいた専門的な治療により頭痛を抑え込める可能性があります。
器質性頭痛の中には脳腫瘍や頭蓋内出血など、放置しておくと取り返しのつかないことになるものも含まれているため、早めの精密検査が必要です。
脳の病気まるわかり

物忘れ

最近、「人の名前が出てこなくなった」と感じて受診される方や、家族から「最近、言ったことやしたことを覚えていない」と心配されて受診される方も多くいらっしゃいます。
認知症の代表的な初期症状として知られている「もの忘れ」ですが、正常の老化現象による「もの忘れ」とは異なるものであり、専門的な判断が役に立ちます。
認知症の前段階・初期段階で適切に治療を行うことで、正常化したり、進行を遅らせたりすることができる可能性があります。
その他、認知症と言えばアルツハイマーを思い出される方も多いかと存じますが、様々な種類の認知症があり、中には手術や薬で治る認知症もあります。
認知症の早期に正しい診断を受けることは極めて重要なことです。当院では、認知症の診断に有用なVSRADを用いたMRI検査を実施しております。
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手足のしびれ

随分前から「ときどき痺れる」方や、「ずっと痺れている」方、最近「急に痺れることがあった」方まで、様々な方がいらっしゃって、「脳や首が心配」と受診されます。
手足のしびれの原因として最も怖いのは脳卒中(脳梗塞)です。脳卒中の場合、手足が突然動かなくなる、感覚がおかしくなる、といった症状が突然起こります。治療の遅れは後遺症に繋がりますので、一刻も早く受診して診断を受けることが重要です。
その他にも、脳や脊髄、手足の末梢神経のさまざまな病気が痺れの原因になります。しびれの原因追及には脳から末梢神経に至る専門的な神経診断とMRIによる画像診断が欠かせません。
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めまい ・ ふらつき

突然生じた急なめまいもあれば、以前からふとした瞬間にふらつく、ふわふわして地に足がつかないという方もいらっしゃいます。
景色がぐるぐる回る方や、気が遠くなりそうになる方もいます。めまい・ふらつきの原因は多岐にわたります。循環にかかわるもの、耳鼻科にかわるもの、自律神経性のもの、そして脳に原因があるものなどが含まれます。
脳に起因するめまいは、その頻度は高くないものの、しばしば重篤な病気の初期症状である可能性があります。脳腫瘍や小脳の血管性病変、脳卒中などが原因として考えられます。急にめまいが起こった場合や、めまいを治療してもなかなか改善しない場合には、一度受診をお勧めします。
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頭を打った・怪我した

強く頭部を打撲した場合、最も怖いのは脳や頭蓋内に出血を起こすことです。出血が小さければ後遺症を残さない可能性がありますが、放置していると出血が大きくなって脳を圧迫し、意識がぼーっとしてきたり、命の危険性に晒されたりします。頭を打ったその日は特に気を付けなければなりません。心配な状態であれば速やかに専門医を受診して検査を受けましょう。
頭を打って顔面や頭皮を怪我することがあります。頭皮はとても血流が多いので出血量も案外多くなります。頭部顔面を始めとした傷の処置にも対応しております。その他、スポーツ外傷、脳震盪などに対するアドバイスを致しております。
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血圧が高い・コレステロールが高いと言われた(脳卒中予防)

高血圧や脂質代謝異常(高コレステロール)は、脳卒中や動脈硬化の主要な原因です。そして、脳卒中は日本人の死因の第4位、寝たきりの原因の第1位です。何年も放置していると脳動脈の血管が痛んである日突然倒れてしまうことになりかねません。
高血圧の方は全国で3000万人と推定されます。実際に治療を受けているのは約1000万人と推定されていますから、多くの人が放置している可能性があります。長生きするには120/80mmHg未満が推奨されています。普段の血圧が140/90mmHgを上回る人は積極的な降圧療法に取り組むべきと言えます。
また、悪玉コレステロールが140mg/dL以上、中性脂肪が150mg/dL以上の方は脂質代謝異常に該当します。日本人の2割近くに脂質代謝異常があると言われていますが、実際に治療を受けているのは約200万人です。
当院では脳卒中の予防に必須の、血液検査、血圧測定(血管年齢)、心電図検査、頚部血管エコー検査、そして脳と頚動脈のMRIを全て受けることが可能です。高血圧・脂質代謝異常を始めとする生活習慣病について、脳卒中予防の観点から、薬や生活習慣の見直しも含め、適切に診断、治療いたします。
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他科から受診を勧められた

脳神経外科は、他の診療科と深く関連した専門性の高い領域です。
■眼科:視力・視野異常の原因として脳の病変が疑われた
■耳鼻咽喉科:聴力障害やめまいの原因として脳の病変が疑われた
■歯科:歯や顔面の痛みの原因として脳の病変が疑われた
■内科:頭痛を専門的に診療してもらうように言われた、麻痺が疑われた
■整形外科:ケガをした際、頭を打ったので受診を勧められた
■外科:腫瘍の治療中で、脳への転移が心配である
このような例はしばしばあることです。この中で、実際に脳に異常があるケースばかりではありませんが、医師に勧められた場合には手遅れになる前に一度受診されることをお勧めいたします。

ふるえ・けいれん・不随意運動

体が意図していないにもかかわらず勝手に動く場合、神経回路の異常にその原因があると考えられます。不随意運動を起こす病気としては、パーキンソン病・本態性振戦・脳卒中後遺症・ジストニア・顔面けいれんなど多くの病気が含まれます。年齢やふるえの性質を見極めて、正しい診断のもと、内科治療や外科治療を含め最適の治療についてアドバイスいたします。
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その他

■頭痛、頭や顔が痛い、頭が重い、もやもやする
■顔の歪み
■口がもつれる、呂律が回らない、うまく話せない
■顔、目の周りが動いてしまう。
■血圧が高い・コレステロールが高いと言われた
■脳梗塞が心配
■家族に脳卒中の人がいる方の頭痛・めまい・耳鳴り
■体表の傷の処置(頭以外も対応、お子様も可)
■ものが二重に見える

病名から探す

認知症

認知症というと、アルツハイマーという言葉を思い浮かべる方は少なくないと思います。実際、アルツハイマー病は認知症の過半数を占める主要な原因ですが、他にもさまざまな原因となる病気があります。脳血管性認知症やレビー小体型認知症は代表的な認知症の一つです。こうした認知症は、薬により進行を遅らせることはできても、根本的に治癒させることは最新治療をもってしてもできません。そこで、重要なのが早期発見、早期治療です。
その他、薬や手術で治る可能性のある認知症もあります。手術で治る可能性のある認知症の代表例は、水頭症や慢性硬膜下血腫などです。
各患者さんに即した診断および治療を行うためにも早期発見が重要です。
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脳卒中(脳血管障害)

脳卒中とは、 脳の血管になんらかの障害が起こることによって発病する病気の総称です。主に、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などがあります。脳卒中になるとある日突然、脳細胞が障害され、片麻痺や意識障害などが生じます。発症後に治療を開始しても元通りにならないケースがとても多いため、予防に努めることが極めて重要と言えます。
脳卒中の診断にはCTやMRIが有用です。また、高血圧を始めとする生活習慣病の治療や、生活習慣の見直しは予防につながります。
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脳動脈瘤(脳動脈のコブ)

脳動脈瘤とは、脳の動脈に出来た瘤(コブ)のことです。コブは、時間をかけて徐々に大きくなり、風船のように膨れて破裂して出血します。これがくも膜下出血です。 くも膜下出血は、死亡率が30~50%にも及ぶとても怖い病気です。
くも膜下出血を予防するためには破裂する前に発見するしかありません。治療には、開頭手術(クリッピング術)と血管内治療(コイル塞栓術)があります。ただし、脳動脈瘤が見つかれば何でもかんでも治療したほうがいいというわけではないので、注意してください。ごく小さなものは破裂の危険性が低いうえ、治療に伴い合併症が生じるリスクも考慮してから、患者さんにとって本当にメリットのあるものなのかを十分に考えたうえで治療すべきものです。時として経過観察は重要な選択肢の一つです。
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脳腫瘍

脳腫瘍は、脳や頭蓋内から発生した「原発性脳腫瘍」と、癌の転移である「転移性脳腫瘍」とに分けられます。原発性脳腫瘍はさらに、脳そのものから発生した「脳実質内腫瘍」と、頭蓋内の別の部位から発生した「脳実質外腫瘍」とに分けられます。いずれのタイプの脳腫瘍においても、MRI検査がとても重要です。
脳実質内腫瘍は脳の細胞から発生するもので、グリオーマやリンパ腫といったものがあり、比較的急速な経過を辿るものも少なくありません。
脳実質外腫瘍には髄膜腫や神経鞘腫、下垂体腫瘍、頭蓋咽頭腫などが含まれ、比較的ゆっくりと増大するものが多いです。
それぞれの治療戦略や手術方法が大きく異なりますので、どこで治療を受けるのかがとても重要です。分からないときには何なりとご相談ください。
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頭部外傷

頭のケガは、時として命にかかわる恐ろしいものです。転倒、転落、交通外傷、スポーツ外傷などにより頭を打ったとき、頭の皮膚が割けたり挫滅したりして出血します。頭皮は血流が豊富なので、出血が多くなりがちです。
一方、頭を強く打撲すると、頭蓋骨の内部でも出血が起きていることがあります。出血が拡大すると意識が悪くなり、放置すると生命の危機にも陥ります。そこで重要なのは、頭を打った直後から周りの人がしっかりと状態を観察することです。
「ひどく強く頭を打った」、「ぼんやりしている」、「繰り返し吐いている」など、少しでも気になることがあれば直ちに専門医を受診することをお勧めします。
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機能的脳神経疾患

脳は、顔や手足からの感覚情報処理を行い、また動きの制御を行っています。体を制御する機能に障害が出ると、顔面や手足が勝手に震えたり痛みを覚えたりするようになり、日常生活に支障が出ることがあります。代表的な病気がパーキンソン病で、手が勝手に震え、足は前に進まなくなり、顔の表情が乏しくなります。その他の主な病気には、片方の目や口の周りの筋肉が震える片側顔面けいれん、片方の顔面に短時間の強い痛みを感じる三叉神経痛、何かしようとすると手の震えが止まらなくなる本態性震戦、無意識に筋肉が動いて制御できなくなるジストニアなどが含まれます。
治療法としては病態により、内服や注射、手術などがあり、個々の患者さんに適した方法を行う必要があります。
当院では、「片側顔面けいれん」、「眼瞼けいれん」、「傾性斜頚」、「麻痺後等に生じた痙縮」に対するボツリヌス注射も行っております。
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てんかん

てんかんは、脳機能の一部または全体が一時的に正常の働きをできなくなる病気で、それを繰り返すのが特徴です。脳の神経回路に部分的な異常があると発症するものです。生まれつきの場合や、脳腫瘍、脳卒中後、強い頭部打撲後、髄膜炎や脳炎後、神経変性疾患なども原因になります。発作中は脳の神経回路が一時的に異常な過活動状態になっているとされます。
一過性の状態ですので、発作がないときは普通に活動できます。ただし、発作があまりにも多い(毎週や毎日)と、長期的に脳の損傷が激しくなり、脳機能そのものが低下する可能性もあります。
治療の中心は抗てんかん薬の内服治療ですが、症例により手術がとても有効なことがあります。
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その他

■生活習慣病:脳卒中危険因子(高血圧症、糖尿病、高脂血症など)の管理
■水頭症
■顔面神経麻痺
■脳脊髄の先天奇形(くも膜嚢胞、髄膜瘤、キアリ奇形など)