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コロナウイルス感染予防のためにできること

新型コロナウイルス感染予防のため、一人一人ができることをまとめてみました。

 

家でできること

・家庭内の換気をまめに行うこと。

・外出から帰ったら手洗い、うがいを行う。

・手洗いには石鹸を用いる。

・15分毎にうがい(飲水)を行う。

・家族みんなが触るところをアルコールなどで消毒すること。

・加湿器で、部屋の湿度を50~60%以上に保つこと。

・不用意に顔を触らないこと。

 

職場や施設、集合住宅でできること

・手摺りなどには不用意に触れない。

・エレベーターのボタンやドアノブ、手摺りなどをアルコールや次亜塩素酸ナトリウムで拭く。

・ロビーなどの換気をよくする。

・(可能なら)在宅勤務に切り替えること。

・その他、家でできることと同様のこと。

 

外出時にできること

・人が沢山いるところに行かない。

・賑わっている飲食店に行かない。

・バイキング形式の飲食店は避ける。

・混雑する時間帯の電車やバスを避ける。

・電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなどに触れるのは極力避ける。

・なるべく全員がマスクを装着する。

・できれば眼鏡やサングラスをかける。

・同居家族以外とのキスや抱擁をしない。

・各自の箸で食事をとりわけることをしない。

・不用意に顔を触らないこと。

・周囲の人とは1.5~2m程度の距離を保つ。

 

控えたほうがいいこと

・バーやクラブ、カラオケボックスなどの密閉された空間に行くこと。

・大規模イベントに参加すること。

・集会に参加すること。

・家族以外のグループでレストランや居酒屋などに行くこと。

 

行ってもいいこと

・屋外での運動(ウォーキングやジョギングなど)。

・徒歩(人の多いところをなるべく回避)、自転車、バイク、車での外出。

・日用品、生活必需品の買い物(人が多いところを避ける)。

・通院(毎日の薬をもらいに行くこと、調子が悪いときに診てもらうこと)。

※ 風邪の症状の時には、軽ければ家で大人しくしておきましょう。症状が強いときは、発熱と咳があれば帰国者・接触者相談センターへ相談後、状況次第では近くの内科・小児科に電話で問い合わせしてから受診しましょう。

 

2020年03月31日
新型コロナウイルスに関して

最近は、ニュースを見ても新型コロナウイルスの話題ばかりです。

欧米ではこの1週間で患者数が爆発的に増加しています。

本邦では、国民一人一人の注意もあり、幸いにも諸外国と比して患者数の増加は緩やかなペースにとどまっています。

最近は、福岡でも美術館や博物館、図書館なども再開され、4月には学校も再開する見込みです。また、国民の皆様もこの自粛ムードに飽き飽きとしている印象を受けます。

ただ、これから自粛ムードにほころびが生じると、本邦も諸外国と比べて例外ではなく、患者数が爆発的に増加する危険があります。

本邦ではクルーズ船を除く感染者数が1000人を超えたばかりですが、死亡数は30名台です。しばしば、本邦では検査数の少なさが問題点として指摘を受けていますが、国際的な死亡率と日本の医療レベルを考慮すると、本邦での新型コロナウイルス関連死亡率は概ね1%程度ではないでしょうか。そうすると本邦には不顕性感染を含め3000程度の感染者がいてもおかしくありません。

皆さんこれからまだまだ正念場です。不要不急の人の多いところへの外出は避け、大規模イベントへの参加は今しばらく控えたほうがいいでしょう。歓送迎会シーズンですが、注意してください。残念ながら、皆で集まっての花見も今しばらくは自粛をお勧めします。

これまでと同様の自粛生活をしばらく続ける覚悟で頑張りましょう。

2020年03月22日
福岡Epilepsy Conference

本日、福岡Epilepsy Conferenceに参加してきました。

冒頭のセッションのパネリスト、コメンテーターとして症例解説を述べさせて頂きました。

その後のセッションでは、珍しい症例提示、また最後のセッションでは今年度いっぱいで退官される私のメンターである森岡先生の講演を拝聴しました。

有意義な時間を過ごさせていただきました。

2020年01月22日
新たな片頭痛薬

片頭痛は、三叉神経末端の刺激に反応してカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)が分泌され、血管が拡張して起こるとされています。このため、片頭痛の頭痛発作に対してカルシトニン遺伝子関連ペプチド受容体の拮抗薬が有効ではないかとする研究が進んでいます。三叉神経は顔面や脳周囲の硬膜・血管周囲などに分布する感覚神経です。

 

アメリカの一流医療機関Mayo ClinicのDodick氏らは、新たなCGRP受容体拮抗薬の研究成果について一流医学誌New England Journal of Medicine(2019;381, 2230-41)に発表しました。これによると、1327例を対象にubrogepantという薬剤(CGRP受容体拮抗薬)を使用した群とそうでない群を無作為に割り付けし比較したところ、服用から2時間後に有意差をもって頭痛の改善が得られたということです。

 

これまで、いくつかのCGRP受容体拮抗薬の効果が証明されてきましたが、副作用などのため開発中止に至ってしまいました。今回のubrogepantを含むCGRP受容体拮抗薬に、現在主流の片頭痛製剤である”トリプタン製剤”を超える効果が期待できるのか、まだわかりませんが、このようなCGRP受容体拮抗薬の上市が遠くない将来に期待できるのではないでしょうか。

 

トリプタン製剤が効かない方には楽しみですね。

2020年01月14日
食物繊維と全粒穀物で病気になりにくい?

 食物繊維、全粒穀物(精白などの処理で、糠となる果皮、種皮、胚、胚乳表層部といった部位を除去していない穀物、例えば玄米や全粒粉パンなど)を多く摂取することで、非感染性疾患(脳卒中を含む心血管疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患)になるリスクが下がるという研究が発表されました。

 

 これによると、185件の過去の前向き研究と、58件のランダム化比較試験を対象として解析が行われました。食物繊維の摂取量が最も多い群では最も少ない群と比べて全死亡率、心血管関連死亡率、冠動脈疾患発症率、脳卒中発生率・死亡率、2型糖尿病発症率、大腸がん発症率が15-31%低下するという結果でした。なお、リスク低減効果は食物繊維を1日当たり25-29g摂取すると最大となりました。全粒穀物の摂取でも同様の傾向でした。

 

 食物繊維の摂取および全粒穀物の摂取により糖分の吸収が緩やかになり、メタボリック症候群を発症しにくくなることが知られていますが、これは様々な病気に対する予防にもつながるようです。

 

 日本では、1日当たり350gの野菜摂取が勧められています。健康のために、野菜や海藻類の摂取量を増やし、また白米や通常のパン、うどんなどを減らし、玄米や全粒粉パン、そばを多く取り入れるようにしましょう。

 

出典:Reynolds A et al. Carbohydrate quality and human health: a series of systematic reviews and meta-analyses. Lancet. 2019;393:434-445. 

2020年01月08日
新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

 

 子年、オリンピックイヤーですね。今年もいろいろな胸を躍らせるような出来事、感動するような出来事が待ち受けているのではないでしょうか。

 

 新年の診療は4日土曜日からとなっております。年末年始に頭痛やめまい、手足のしびれやけいれんで辛い状態の方には大変ご不便をお掛けしております。

 

 今年もはしぐち脳神経クリニックをよろしくお願いいたします。

2020年01月02日
中性脂肪を下げる意義

 イコサペント酸エチル(EPA)の高純度製剤(EPA製剤)による中性脂肪の低下は、心血管疾患を抑制するというデータがあります(Bhatt D, N Engl J Med 380(1), 2019)。

 

 高コレステロール血症に対してスタチン内服中ながらも中性脂肪が高値の患者8179例を対象に、EPA製剤を4g/日投与したところ、追跡期間中央値4.9年で、虚血性イベント(心血管死または非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中など)の発生率はイコサペント酸エチル群17.2%、プラセボ群22.0%と、EPA内服群の方が有意に低いことが示されています。

 

 LDL-コレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)以外の心血管障害リスク因子として、レムナントリポ蛋白コレステロールやsmall dense LDLなどがあり、またHDL-コレステロール(善玉コレステロール)の低下などがありますが、これらのリポ蛋白代謝異常を反映しているのが中性脂肪の高値です。

 

 中性脂肪に関しては、現時点では空腹時で150mg/dL以上、非空腹時で175mg/dL以上で高値とされています。

 

 中性脂肪は、LDL-コレステロールと比べて疎かにされがちです。上記の研究で使用された4g/日はかなり多い量ですが、中性脂肪高値の方は心血管疾患抑制のためにEPAを内服するのが望ましいということが示唆されます。

 

 なお、EPAは青魚(サバ、サンマ、アジ、マグロなど)に含まれているので、こうした青魚を積極的に摂取することが望まれます。

 

2019年12月29日
”自動症”という発作

 自動症とは、てんかんの発作の時に生じる症状の一つです。

 

 ある時突然、言葉や動作が止まり、ぼんやりとした表情になります。周囲が話しかけても返事がないか、もしくは脈絡のない同じ言葉を繰り返すようになります。通常は30秒から、長くても1‐2分で元の状態に戻ります。

 自動症は主に、大脳の側頭葉に由来する発作や、欠神発作というてんかん発作の時に見られます。

 側頭葉てんかんは、手や口の自動症(手をもぞもぞと動かし、衣服をまさぐったりする、口をペチャペチャしたり、下を鳴らしたりする)、一点凝視(うつろな目で遠くを見る感じ)などを特徴とするてんかんです。その間、意識はあるように見えますが、実際にはその間の記憶はありません。意識減損発作という状態になります。

 

 前頭葉の発作でも自動症を伴うことがあります。前頭葉の場合、動きがよりダイナミックになり、手や足を素早く大きく動かすような動作になり、例えば自転車をこぐような足の動きをしたりします。

 

 欠神発作は、主に学童期に見られる発作で、何かをしている時に突然動作が止まり、数十秒でハッと元に戻ります。その間、呼びかけにも反応しません。症状のみでは側頭葉てんかんとの区別が難しいこともありますが、脳波検査をすれば、典型的な3 Hz spike & waveという波形を認めます。

2019年12月20日
脳梗塞後のコレステロール値の管理は大切

脳梗塞を起こした患者さんの高コレステロール血症管理について、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を70mg/dL未満にコントロールすると、脳梗塞、心筋梗塞などの再発率が下がるという結果が、フランスのグループより発表されました。

 

この結果は、一流医学誌New England Journal of Medicine(オンライン版, 2019.11)に掲載されました。

 

これによると、発症3か月以内の脳梗塞、もしくは15日以内の一過性脳虚血発作群を、LDLコレステロールを90-110mg/dLに下げる群と、70mg/dL未満に協力に下げる群の2群に、ランダムに割り付けて比較したところ、後者の方が有意差を持って「脳卒中、心筋梗塞、狭心症など」のリスクが低い結果となっています。

 

少なくとも脳梗塞治療を受けた方では、コレステロールを強力に下げる方がやはり良いということが示唆されます。

2019年12月15日
講演会-睡眠薬や抗不安薬の適切な使い方-

睡眠薬や抗不安薬(いわゆるベンゾジアゼピン系と呼ばれます)の使い方に関する研修会に出席してきました。

 

睡眠不足や睡眠過多はどちらも健康にとってよくないというデータがあるのですが、いわゆるベンゾジアゼピン系の薬の弊害が近年、ますます強調されるようになってきています。

一つには、依存性があるということ、また認知機能を下げる可能性があるということなども問題視されています。

 

眠れないことも望ましくないことですが、薬と上手に向き合うようにしなければなりませんし、他の機序の不眠治療薬を上手に用いることも重要です。

不眠でお困りの方は、専門の医療機関で相談されることをお勧めします。

2019年12月10日
慢性便秘

慢性便秘の研究会に参加しました。

便秘の勉強に行きましたが、パーキンソン病や糖尿病と便秘の深い関係について話を伺い、意外な展開でした。

パーキンソン病の前駆症状に嗅覚低下のほか、便秘があります。消化器内科の立場からのパーキンソン病と便秘との関係について貴重な話を伺うことができました。

なお、刺激性下剤の乱用には注意が必要です。

2019年11月28日
研究会ーメンタルヘルスー

研究会に参加して参りました。

「プライマリーケア医のためのメンタルヘルスケア」という会で、原田剛志先生のお話を拝聴して参りました。

ベンゾジアゼピン系薬剤の利点、欠点、抗うつ剤の使い方から、うつ病や発達障害に関する見方、対応の仕方まで、幅広いお話を伺うことができ、脳神経外科医とは異なる視点からいろいろと学ぶことがありました。

今後の臨床に生かしたいと思っています。

2019年11月18日
研究会(レビー小体型認知症)

レビー小体たが認知症に関する研究会「DLBセミナーin Hakata」に行ってまいりました。

診断から、幻視への対処の仕方まで、幅広い内容について、改めて再認識できるよい機会になりました。

レビー小体型認知症は、認知症の中でもアルツハイマー型認知症、脳血管型認知症に次いで多いものです。

気になることがある方はご相談ください。

2019年10月19日
スマホ脳過労

皆様、スマホ脳過労という言葉を耳にされたことはありますか。

 

別名、オーバーフロー脳、もしくはデジタル認知症と呼ばれることもある様です。

 

つまり、デジタル機器の発達により、生じた脳の機能的な混乱にともなう諸症状を言います。

デジタル機器の発達により、人はこれまで覚えておく必要のあった漢字や電話番号を覚えなくて済むようになった一方、SNSやインターネットを開くと必ずしも生活に必要ではない情報が溢れています。脳に情報が溢れて混乱することも一因になります。

脳に必要な情報のみをインプットし、また脳に入った情報を整理する時間、脳の状態をリセットする時間も必要です。

 

先日、KBCテレビ「アサデス」の方からこの件に関して取材があり、10月7日の番組内で大きく取り上げられました。

 

最近は、40代以下の若い方の受診も多くなっています。もの忘れの心配な方は相談に来てください。

 

2019年10月08日
研究会講演

昨日は、Epilepsy Education Seminar in 七隈」で、講演の機会を頂きました。

てんかん診療に携わる病院、診療所の医師の皆様を対象に、クリニックの立場からのてんかん診療について30分の講演をさせて頂きました。

私自身、てんかん診療について振り返る良い機会になったと同時に、他の2名の演者の話も大変刺激になりました。

てんかんの診断には発作の状況の把握と脳波所見が極めて重要です。心配のある方、疑問のある方はお越しください。

2019年10月08日
研究会で講演させていただきました。

9月27日、福岡市内で小児てんかん診療に関わる先生方を中心にお集まりいただき、講演する機会を頂きました(福岡西部てんかん連携セミナー)。

主なテーマは、「トランジション」

つまり小児科の患者さんが小児科から成人科へ移行する際に直面する諸問題とその解決策についてお話しさせていただきました。

当院も、様々な問題を乗り越えて、トランジションの患者さんに安心してお越しいただける施設を目指して改善に取り組んでいます。

 

2019年09月28日
抗不安薬に関するセミナー

「プライマリケア医のためのメンタルヘルスセミナー」に参加して参りました。

主に、抗不安薬、抗うつ薬の使い方についての話です。

抗不安薬とは、いわゆる「ベンゾジアゼピン系」と呼ばれる薬です。こうした薬剤には、不安をとる薬や睡眠導入剤などが含まれます。

こうした薬には不眠、不安感、頭痛、めまいといった諸症状に対して時に非常に大きな効果がありますが、一方で依存性の問題があります。適正使用ということが重要になってまいります。

2019年09月12日
第32回てんかん総合講座

第32回てんかん総合口座(てんかん協会主催)で公演させていただきました。

久し振りに手術関連のお話をさせて頂きました。

沢山の方に聴いていただき、ありがとうございました。

てんかんについて、薬による治療や手術も含め、ご相談のある方は、どうぞご来院ください。

2019年08月12日
パーキンソン病治療に関する講演会

8月3日、大阪で開催されたパーキンソン病の薬物治療に関する講演会に参加して参りました。

パーキンソン病に関しては、レボドパ製剤を柱として、ドーパミンの代謝に関わる薬など沢山の種類の薬が販売されていますが、その使用法のおさらいという意味でも大変いい機会になりました。

パーキンソン病の診療に関するガイドラインが改訂され、新薬も増えています。

 

大学病院勤務時代にはパーキンソン病進行症例に対する沢山の手術に関わってきましたが、現在は、主にパーキンソン病の初期診断を担う立場となり、診療に努めております。

 

ご相談があれば受診をお待ちしております。

2019年08月04日
第32回てんかん総合講座のお知らせ

皆さんこんにちは。

 

8月10日に開催される第32回てんかん総合講座(日本てんかん協会福岡支部主催)で、てんかん外科治療について講演します。

ご興味のある方はご参加ください。

 

https://plaza.rakuten.co.jp/namifukuoka/diary/20190703/

(外部リンクです)

 

2019年07月28日
第9回福岡epilepsy conference

てんかん研究会に参加してきました。

この会は、私が九大病院勤務時代に企画した会です。

今回は、症例提示に対するコメンテーターとして話をさせて頂きました。

福岡のてんかん診療レベルの向上に繋がれば何よりです。

2019年07月25日
Clinical Dementia Forum

第14回 Clinical Dementia Forumに参加してきました。

 

2演題のうち1つ目は、北九州で開業していらっしゃる先生から「認知症と睡眠障害」についてのお話を拝聴しました。普段から患者さんにはお話ししていることですが、「睡眠時間は短すぎても長すぎてもいけない」、かといって「一般的な睡眠導入剤(ベンゾジアゼピン系)を飲むと認知症発症のリスクが高まる」というジレンマがあります。このジレンマを解消するためのコツは、他の睡眠の質を改善する薬をうまく使うことです。

なお、座長は、私の大学時代の部活の後輩である、九州大学精神科講師の小原先生でした。彼の活躍も目覚ましいものです。

 

2つ目の演題は、大阪大学精神科教授の池田学先生から、「前頭側頭型認知症の症候学」についてでした。行動異常で発症するタイプの特殊な認知症なので、脳神経外科を受診されるよりも精神科を受診されるケースの方が多いかもしれませんが、ポイントを理解すると診断は難しくないと思います。

 

九大病院とも連携して認知症を診ております。

物忘れが気になる方や、そのご家族の方は、当院までお問い合わせください。

2019年07月11日
研究会に行ってきました~トータルケアを考慮した糖尿病治療~

昨日、市内で開催された、「トータルケアを考慮した糖尿病治療」というタイトルの研究会に参加してきました。

 

糖尿病について、骨粗しょう症、腎機能、心房細動との関連も含め多角的に幅広い視点から、4人の演者の先生からお話を賜りました。

 

最後は、普段の栄養管理に関する話でした。極端な糖質制限ダイエットなどを推奨する方もいらっしゃいますが、かなりストイックな方でない限り、持続は困難だと思います。持続可能なダイエットを行うことこそ、重要かと思われます。一つの栄養素を極端に絞ることよりも、バランスよく脂質も糖質も制限するのが良いようです。

 

受診された方には、個々人に合った食事の摂り方を私なりにご提案させていただきます。

2019年06月28日
ApoE遺伝子検査

日本における認知症の過半を占めるとされているのが、アルツハイマー型認知症です。アルツハイマー型認知症はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳内に蓄積し、神経細胞がダメージを受けることで発症します。

このアミロイドベータペプチドの蓄積に大きく関わっているとされているのが、アポリポ蛋白Eです。

アポリポ蛋白Eをつかさどる遺伝子は、ApoE遺伝子ですが、このApoE遺伝子には、ε(イプシロン)2、ε3、ε4があり、2つ一組で6パターンの遺伝子型を構成しています。

ε4の有無が重要で、ε4を全く持たない遺伝子型に対して、 ε4を1つないし2つ持っている遺伝子型のアルツハイマ一病発症リスクは、それぞれ約3倍ないし約12倍高くなると言われています。

しかしながら、ApoE遺伝子型にε4を持つことにより、必ずしもアルツハイマー病を発症するわけではありません。生活習慣の改善などで発症を低減することもできます。

ApoE遺伝子検査では、APOE遺伝子の型を調べて、認知症の発症リスクを推定します。

 

ApoE遺伝子検査の価格は、14,000円(税別)です。

 

 

 

 

2019年05月03日
MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査のすすめ

軽度認知障害(MCI)ってなに?

 

軽度認知障害(MCI)とは、健常者と認知症の中間の段階を指します。日常生活に支障はありませんが、そのまま過ごすと約5年でその半数以上が認知症に進行すると言われています。認知症予備軍とも言われているMCIですが、最近の研究ではMCIの段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができると分かっています。

 

認知症の中でも最も多いアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)は、発症する約20年前から主な原因物質であるアミロイドベータペプチドが脳内に溜まり始め、認知機能が少しずつ低下していきます。

 

アルツハイマー病発症までの経緯

 

 

MCIを早期発見する「MCIスクリーニング検査」

 

アルツハイマー病はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。MCIスクリーニング検査は、アルツハイマー病の前段階であるMCIのリスクをはかる血液検査です。
この検査では、アミロイドベータペプチドの排除や毒性を弱める機能を持つ血液中の3つのタンパク質を調べることで、MCIのリスクを判定します。

 

アルツハイマー病はアミロイドベータペプチドという老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。

 

MCIスクリーニングテストの料金(自費診療;保険診療対象外です)

 

¥18,000+TAX

 

となっております。

詳しくは窓口までお尋ねください。

2019年04月13日
世界てんかんデー

明日、3月26日は、世界てんかんデーです。

てんかんに対する理解の向上と啓発を行い、てんかんのある人の社会への受け入れを促進することを目的として世界てんかんデーが設立されました。

この日、世界各国の人が、てんかんをもつ人への応援のメッセージを込めて「紫色のもの」を身につけます。

皆さんも、てんかんを持つ人が社会で孤立しないよう、理解を深め、出会いがあれば交流を深めましょう。 

2019年03月25日
脳波懇話会

脳波懇話会に行ってまいりました。

九大、福大、山王病院などを中心に月1回で開催されているセミクローズドな脳波の勉強会です。

脳波の判読は主観的なものになりやすく、他の先生方と一緒に脳波を見る機会が乏しいため、大変勉強になります。

殊に、神経内科や精神科系の疾患の脳波の勉強にはとてもいい機会となります。

2019年03月21日
高血圧症を治療する理由

病院に行くと「血圧が高いですね。治療しましょう。」と言われることがあります。

 

「血圧が高くてもどこも悪くないのに、なぜ薬を飲まなければならないの?」と疑問に思われるかもしれません。

 

高血圧を治療する最大の理由は、血圧が高い状態を長期に渡り放置していると、血管(動脈)に高い圧力がかかり、血管の壁が傷んで詰まってしまったり、破れやすくなったりするからです。金属疲労とも似ています。コンピューターや電気製品でも同様です。無理な負担を強いると製品の寿命が短くなるのです。動脈に強い負荷がかかり続けた結果生じるのが「動脈硬化」です。動脈にかかる負担を軽くして、動脈硬化の進行を抑え、動脈の寿命が短くならないようにいたわる必要があります。

 

高血圧は、サイレントキラーと呼ばれ、症状に現れないうちに全身の血管を蝕んで、ある日突然症状を出すのです。

 

血管が痛むとどういう病気になるのでしょうか。

 

その中には、心疾患や腎機能低下なども挙げられますが、最も頻度が高く重要なのが脳卒中です。脳卒中には脳梗塞や脳出血などがあり、どちらにおいても高血圧は重要な危険因子ですが、とりわけ脳出血においては、高血圧が圧倒的に重要な原因です。

 

高血圧が気になったら、当院へご相談ください。

2019年02月27日
かかりつけ医認知症フォローアップ研修会

こんにちは!

 

医師会の主催する「かかりつけ医認知症フォローアップ研修会」に出席して参りました。

鳥取大学の脳神経内科学の和田健二先生のご講演を拝聴いたしました。

認知症治療全般について、診断から認知機能そのものに対する薬物療法、周辺症状(行動・心理症状;BPSD)に対する薬物療法、非薬物治療、そして認知症患者さんと患者さんを取り巻く方々へのアプローチについて改めて勉強する機会になりました。

学んだことを臨床に役立て、ますます患者さんのお役に立てるべく努めたいと感じました。

2019年02月15日
糖質制限食は是か非か・・・南区医師会・内科医会合同学術講演会

南区医師会・内科医会合同学術講演会に参加してまいりました。

 

糖質制限食について、興味深いテーマでした。

演者は、虎の門病院の内分泌代謝科の部長、森保道先生です。

 

結論としては、

・統計的には、一般的には糖質からのエネルギー摂取を50~55%にすると最も死亡率が低い。

・糖質制限する代わりに摂取するとすれば、動物由来ではなく、植物由来のたんぱく質。

・低カロリー・低脂肪食として、”低糖質食”もしくは”地中海食”が推奨される。

・食物繊維は重要であり、玄米や全粒粉の小麦の摂取が望ましい。

・糖質を極端に制限する方法は、一部の人で持続可能で有効だが、多くの人ではリバウンドを招く可能性あり。

・糖質制限する代わりに、たんぱく質と脂質へ置換するのが有効で持続可能な方法となりえる。

・極端な糖質制限をする場合には、主治医に相談を。

 

といった内容でした。尤もなことですが、理路整然とお話しいただきました。日頃から感じていることを整理するうえで、とても勉強になりました。

2019年02月13日
開業から最初の1年、ありがとうございますm(__)m

皆さんこんにちは!

院長の橋口です。

 

昨日を以て、開業から1年が経過しました。

最初の1年間で、2000人を超える多くの方にお越しくださいました。

これまで、新患として当クリニックを選んでくださった方、そして当院へ継続的に通院してくださった方々に支えて頂いて、最初の1年を乗り切ることが出来ました。この場を通じて御礼申し上げます。

 

これからも患者さんの訴えに耳を傾け、真摯に応えるクリニックでありたいと思います。

 

これからも、はしぐち脳神経クリニックをよろしくお願い申し上げます。

 

 

2018年10月06日
学会に参加してきました✏️

7月13日(金)14日(土)に、日本動脈硬化学会総会学術総会に参加してきました。

新幹線で学会会場の大阪まで行く途中の広島岡山周辺では、

がけ崩れによる家屋崩壊の様子が幾つもありました。

元気に仕事して勉強できる自分の置かれている環境に感謝しながら、

被災された方々に心が裂かれる思いで会場に向かいました。

 

学会では主に脂質異常症について勉強してきました。

コレステロールが高い方へ具体的な食事について提案できるよう、

さらに勉強していこうと思います。

厳しい食事制限ではなく、美味しく楽しく病気と付き合っていけるような

患者さんの気持ちに寄り添える食事指導を目指します😊

 

スタッフY.M🐍

2018年07月17日
新芽がでました🌱

こんにちは。

昨日の台風では福岡市周辺では大きな被害もなく、通過して良かったですね。

 

あと数ヶ月で、クリニックが開院して1年が経とうとしています。

開院時に頂いた胡蝶蘭を、5月に7つの鉢に植え替えました。

いくつかは、スタッフの住処へお嫁に出しました。

クリニックの処置室では3鉢を頑張って育てています。

ある日、よく覗き込んでみると新しい葉っぱと、新しい根っこが

ひょっこりと幾つも顔を出していました。

新しく花を咲かせるのが楽しみです😊

スタッフY.M🐍

 

2018年07月04日
『 ZEN 〜 自律神経とストレスに効くCD 〜 』

「ZEN~自律神経とストレスに効くCD~」

 

エイベックスのビルクリニック統括院長で数々のアーティスト、アスリートのメディカルサポートを 手掛ける医学博士・吉田信一が、現在TVの情報番組を中心に引っ張りダコの超人気女医、日比野 佐和子氏を共同プロデューサーに迎え、不眠、自律神経の乱れ等、様々な症状に効果的とされる 楽曲の数々を収録した究極のヒーリングCDです。

 

全収録楽曲の作曲はNHK紅白歌合戦にも出場した木山裕策の大ヒット曲「home」の作詞、作曲 を手掛けた人気作曲家、多胡邦夫が担当。
サウンド面では和楽器を中心とした生楽器による癒し効果に注目し、尺八演奏では人気上昇中の 和楽器バンドのメンバー、神永大輔が参加。
更には箏演奏で同じく和楽器バンドのいぶくろ聖志 ガットギター演奏ではEvery Little Thingの伊藤一朗、二胡では動画サイトで話題沸騰中の美人 二胡奏者KiRiKoが参加。

 

当院の院長は、このCDの楽曲の脳波に対する影響分析を担当しています。解析結果はCDの解説に載っています。今週から暫く、当院の待合で流れておりますので、究極のヒーリングCDで癒されてみてください。

2018年05月13日
サクラ ノ キセツ🌸

 

やっと来ました….

大好きな季節❤

桜の季節🌸

今、満開ですね😊 今週は何度かお花見に出掛けようと思っています。

 

ところがところが….

こんな素敵な季節にもかかわらず、この時期は心身共にストレスがかかりやすいと言われています。

気候の変化は勿論のこと、それに加え引越しや入社など環境の変化が大きく関係します。

なので、春は「うつ」にも気を付けなければいけません😣😣

ではでは、、

もし自分が精神的な落ち込みを感じてしまった場合、どうすればいいのでしょうか??

その時は是非、自分を理解してくれている人に、ゆっくりと話を聞いてもらって下さい。

思いを吐き出すことは、とても大事で、それだけで意外とスッキリなんて事もあります。。

数年前から独り暮らしをしている私の父も、「たまには誰かと話さんと、いかんねーー。ずっと独りでおると、時々おかしくなるそうになるったい。」

とよく言っています。

 

何だか頭も重たいし😣話を聞いてくれる人もいないなぁ、、という方は是非当院へ👍

何か解決の糸口が見つかるかも知れません!

 

もう一つ。。

花見をしても花粉症で気分が晴れない方は、、

室内で楽しめるこんなのも↓

今、JR博多シティで行われてる「アートアクアリウム展」です。

金魚って思ったより種類が多いんですね〜

幻想的な雰囲気の中、ぼーっと観てるだけでも、かなり癒されましたよ🐡

興味のある方は、是非足を運んでみて下さい😉

 

 

T.H 🙋‍♀️

 

 

2018年03月29日